健康豆知識1405

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◎化学療法の効果を高める「合間治療」
この方法だと、ANK細胞の治療強度は低く、がんを強力に攻撃するような力はありません。高熱などの激しい副反応(免疫刺激の明らかな証拠)もあまり現れません。しかし、実行している医師の感触としては、患者さんが化学療法を続けられる期間が延び、殺細胞剤の効きもよくなるようなのです。
この場合も、殺細胞剤に薬剤耐性が生じたら、すぐに殺細胞剤の投与はやめ、通常のANK免疫細胞療法に切り替えます。
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健康豆知識1404

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◎化学療法の効果を高める「合間治療」
しかし、体内に大量のがん細胞が残っていて、薬剤耐性がまだ出ていない段階で化学療法を切り上げるのは残念です。そこで合間治療は、少しでも化学療法の副作用をう粟原げ、化学療法を続けられるようにする目的で行なわれます。
例えば、3週間おきの殺細胞剤投与の「合間」に、通常の点滴の半量に相当するANK細胞を1~2回点滴します。

健康豆知識1403

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◎化学療法の効果を高める「合間治療」
貴重なANK細胞を治療のプロセスで活用するので、やや例外的な手法です。具体的には、化学療法の副作用を和らげることが有意義だと思われる場合の選択肢です。
殺細胞剤の副作用に対する感受性は個人差があり、なかには耐えられずに治療をやめてしまう患者さんもいます。

健康豆知識1402

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◎化学療法の効果を高める「合間治療」
しかし、そのようなケースでも、やはり後ろにANK免疫細胞療法が控えていて、最後の大掃除をするというイメージを持っています。
ここで、ANK免疫細胞療法と化学療法を併用する方法のなかでも、ちょっとユニークなものに触れておきましょう。化学療法の投薬機関の合間(休薬機関)に、強度を弱めたANK免疫細胞療法に携わる人々は、これを「合間治療」と呼んでいます。

健康豆知識1401

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◎化学療法の効果を高める「合間治療」
ANK免疫細胞療法と標準治療の組み合わせは、基本的に「標準治療でがんを大きく減らし、残ったがんをANK免疫細胞療法でなくす」という方向で組み立てます。最終的に、ANK免疫細胞療法によって免疫監視機構を再建することを目指すのです。私自身、手術不能のがんをANK免疫細胞療法で手術可能に持ち込むなど、「ANK免疫細胞療法で標準治療のお膳立てをする」場合があります。

健康豆知識1400

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◎殺細胞剤とANK細胞の同時投与は無意味になる
これは、前述した殺細胞剤とADCC抗体医薬品の同時併用と同じことです。殺細胞剤とANK免疫細胞療法は原理が違うので、両方の効果を存分に引き出そうとするなら、同時併用ではなく、時期をずらして使い分ける併用でなければなりません。がんを効率よく叩くために殺細胞剤の使用は排除せず、しかし、抗体医薬品やANK免疫細胞療法のような免疫系の治療とは。原理的に矛盾しないような使い分けを考えることが必要です。治療設計上むしろ重要なのは、患者さんの病態に応じて、どちらの治療を先に行なうかなどを検討することでしょう。

健康豆知識1399

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◎殺細胞剤とANK細胞の同時投与は無意味になる
ところが、同じ併用でも、殺細胞剤とANK細胞のタイミングをずらさずに「同時投与」すると、そのような効果はまったく期待できないことになります。がん細胞を選択的に攻撃できるANK細胞を投与しているにもかかわらず、殺細胞剤はその強力な攻撃部隊にまで大きなダメージを与えてしまいます。敵陣(がん)に向かって突撃している精鋭部隊(ANK)に対して、味方(殺細胞剤)が後ろから容赦なく砲弾を浴びせるようなものです。

健康豆知識1398

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◎殺細胞剤とANK細胞の同時投与は無意味になる
また同時に、殺細胞剤で免疫力の低下した体内に、活性を高めたNK細胞(ANK細胞)を投与してやることになり、脆弱化した免疫を立て直すことになる点でも非常に理にかなっています。

健康豆知識1397

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◎殺細胞剤とANK細胞の同時投与は無意味になる
その際、造血作用をじゃまされる「骨髄抑制」という副作用もあいまって、体内にいるNK細胞などの免疫細胞も大きなダメージを受けてしまいます。
殺細胞剤による化学療法後にANK免疫細胞療法を追加するのは、総数の減少したがん細胞を狙って追い打ちをかけることになり、2つの治療の相乗効果を高める治療設計になります。

健康豆知識1396

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◎殺細胞剤とANK細胞の同時投与は無意味になる
殺細胞剤は、がん細胞の増殖(分裂)が速いことに着目し、その「分裂」のタイミングに標的を絞った薬です。分裂中の細胞を殺すことで、相対的にがん細胞のほうをより多く減らそうとする設計なのです。したがって、がんを叩くときに分裂中の正常細胞が巻き添えを食うことは、はなから必要悪として織り込んでいるのです。
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