健康豆知識1256

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◎TIL療法(CTL主体の免疫細胞療法)
LAK療法で免疫細胞療法の有効性を示した翌年の1985年、ローゼンバーグ博士のグループは、別の免疫細胞療法についても台規模臨床試験を行ないました。実験したのは、特定のがんを攻撃するCTLを主役とするTIL療法です。TILとは、「腫瘍浸潤リンパ球」(tumor-infiltrating lymphocytes)の略で、主にがん組織のなかにいるT細胞のことをいっています。
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健康豆知識1255

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◎ANK免疫細胞療法の親 LAK療法
このLAK療法は、主にNK細胞の力に期待した治療法でした。しかし、理屈がそうであっても、実際にNk細胞がはたらいたのかどうかは、この結果だかではわかりません。ほかのリンパ球(例えばT細胞)なども著効に関わっているかもしれないからです。
そこでローゼンバーグ博士は、ある消去法でNK細胞の役割を証明しました。NK細胞を除去してLAK細胞を追試し、細胞傷害活性が失われることを示してみせたのです。

健康豆知識1254

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◎ANk免疫細胞療法の親 LAK療法
このときの被験者は「標準治療の効かない患者さんたち」でしたが、腫瘍が消えるケースもふくめ、15~25%もの高い割合で著効を上げたのです。こうしてLAK療法は、免疫細胞療法の有効性を実証するデータを残したのです。
ただし、個々に見ると効果にバラつきもあり、採取できたリンパ球の状態によって、それほど奏功しないケースもありました。一方、有効なケースでは著しい免疫刺激によって発熱や炎症などの副反応も激しくなります。命がけの治療法だったのです。

健康豆知識1257

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◎ANK細胞療法の親 LAK療法
しかも、そのLAK細胞を体内に戻すときも、大量のIL2とともに短期間のうちに体内に戻しました。そうすると、極めて激しい免疫刺激が加わります。大量のがん細胞が一気に壊死を起こす際に放出されるカリウムの影響で心停止のリスクもあるため、ICU(集中治療室)の中で体液をコントロールしながら行われました。また、IL2の副作用である肺水腫で亡くなる患者さんもでました。

健康豆知識1256

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◎ANK細胞療法の親 LAK療法
そうしてNK細胞などの活性と増殖を高めたら、そのLAK細胞を3日居ないに体内に点滴で戻すのです。
対外でリンパ球を活性化させる時間を3日に限ったのも、当時の技術からやむをえない選択でした。それ以上体外での培養を続けると、せっかく刺激したNK細胞の活性が、増殖に伴って低下または死滅する可能性があったのです。

健康豆知識1255

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◎ANK細胞療法の親 LAK療法
LAK療法が大量のNK細胞をそろえるために取った手段は、増殖させるのではなく徹底したリューコフェレーシスによる大量採取でした。人工透析のような機械で対外に血液を採り出し、遠心分離機でリンパ球を分離する方法を3日間連続して行ない、大量のリンパ球を集めます。そのなかにNK細胞も大量に含まれています。そうして集めたNK細胞に、免疫刺激物質Il2を添加します。

健康豆知識1254

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◎ANK細胞療法の親 LAK療法
実際、免疫細胞療法のプロトタイプであるLAK療法は、現在から見ると、かなり大ざっぱで乱暴な方法にも感じられます。しかし、それは当時の技術ではしかたなかったことであり、現在のANK免疫細胞療法にいたる道筋をつけたという意味で、1980年代に行なわれたこの実験の価値は、いくら強調しても足りないぐらいなのです。

健康豆知識1253

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◎ANK免疫細胞療法の親 LAK療法
要するに、IL2などの免疫刺激物質で活性化したキラー系の免疫細胞のことをLAK細胞と名づけたのです。
また、NK細胞の力に期待しながらも「LANK]とか「活性化NK細胞」といわなかった理由は、当時は臨床上の実用レベルでNK細胞を分離する技術がなく、ほかの免疫細胞もいっしょに活性化せざるをえなかったためだと思われます。

健康豆知識1252

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◎ANK免疫細胞療法の親 LAK療法
1984年、米国NIHは巨額の予算を投じてNK細胞のがん殺傷力を試す「LAK療法」の壮大な実験を行ないました。LAKとは、「リンフォカイン活性化キラー細胞」(lympokine-activated killer cells)の略です。
少し言葉の説明が必要になりますが、リンフォカインとはサイトカインのことです。サイトカインはリンパ球の専売特許ではないのですが、最初に発見されたときにリンパ球が出す物質だと思われたので、その名が残っています。

健康豆知識1251

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◎発想の転換―体外でNK細胞を活性化する!
それを再び、患者の体の中に戻してやればよいのではないか―。免疫細胞療法は、そもそもそういう発送を形にしようとしたものです。
そして、1984年、NK細胞を応用した免疫細胞療法の大規模な臨床試験が、アメリカで行なわれました。当時アメリカは、莫大な予算を投じ、国の威信をかけてがん撲滅のための研究を推し進めていました。そんななか、有名な外科医師スティーブン・A・ローゼンバーグ博士のもと、NIHで免疫細胞療法の実験が繰り広げられたのです。
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