健康豆知識1230

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我が家の今日の花

◎免疫細胞の研究が進んだ1970年代
かたやがん細胞は、ひんぱんに姿を変える性質があります。その結果、がん細胞のわずかな変化だけで、CTLは攻撃の標的をなくしてしまうのです。またCTLは、がんを攻撃する力も、当時まだ特定されていなかったNK細胞に比べると遥かに弱いものに過ぎません。
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健康豆知識1229

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今日の我が家の花

◎免疫細胞の研究が進んだ1970年代
まず、すでに存在の知られていたT細胞の研究が本格化します。そして、さまざまなはたらきを持つT細胞のなかに、特定のがん細胞を攻撃するCTL(キラーT細胞の一部)が存在することが確認されました。
ただしCTLは、がん細胞が性質を変えると攻撃しなくなります。実は、非常に微細な構造を認識するセンサー1種類だけで標的を識別し、がん細胞を正常細胞と見分けて攻撃するわけではないからです。

健康豆知識1228

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◎免疫細胞の研究が進んだ1970年代
1950年代にバーネット博士が提唱した免疫監視機構説(がん細胞は日常的に体内に生じているが、免疫の働きにより退治されているという説明)は、今日ではほぼ定説になっています。ライフサイエンス分野の研究が盛んになった1970年代になると、NK細胞等の免疫細胞が特定され、体内の免疫監視機構でそれらの果している役割も徐々にわかってきました。

健康豆知識1227

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◎安全な刺激では免疫抑制は破れない
現在でも、がん治療に使われる免疫賦活剤(免疫を活性化させる薬)には、溶連菌を弱毒化し凍結乾燥で殺したピシバニールや、椎茸の成分レンシナン、結核菌を弱毒化し一部を抽出した丸山ワクチンなどがありますが。、これらは安全性を高めた代償として、効果は落ちてしまい、単独で腫瘍を縮小させるような威力はありません。
どうやら、命を脅かすぐらいの刺激を与えないと、眠ってしまった体内の主要免疫は目覚めてくれないようです。コーリーの毒以来100年余りたっても、がんによる異常な免疫抑制は、常に、免疫系がん治療の前にたちはだかっているのです。

健康豆知識1226

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◎安全な刺激では免疫抑制は破れない
その後、コーリーの毒の危険性を弱めるため、毒物の体内投与による免疫刺激は「弱毒化」の道をたどっていきます。患者の体内に投与しても命の危険を伴わず、しかも麺機を刺激してがん治療に役立つような物質。それを、多くの研究者が見つけようとしてきました。しかし、この方法には限界があるようで、コーリーの毒を超えるような有効性を示した治療は、いまだに報告されていません。

健康豆知識1225

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◎安全な刺激では免疫抑制は破れない
ANK免疫細胞療法も、もちろん例外ではありません。
コーリーの毒が示唆していることを端的にいうと、「がん患者の体内に強力な刺激物を投与すると、高熱を発するのと引き換えに、がんが治ることもある」ということです。これは今日的にいうと、非常に強い免疫刺激が、異常に強い体内の免疫抑制を破ったということにほかなりません。

健康豆知識1224

我が家132
今日の我が家の花

◎安全な刺激では免疫抑制は破れない
皮肉なことに、コーリー医師の意欲的な試みとちょうど同じころに、ラジウムによる放射線治療が登場しています。当時、この原始的な放射線治療は、安全で効果がある画期的ながん治療法と受け止めれられ、広く歓迎されました。そして、新しい治療法として放射線治療が普及する一方で、コーリーの敬遠されるようになっていったのです。
しれでも、コーリー医師の行なった試みは、後続するさまざまな免疫系治療に、多大な示唆を与えてきたことはまちがいありません。

健康豆知識1223

マコモダケ
マコモタケ

◎安全な刺激では免疫抑制は破れない
この冒険的な治療は、コーリー医師の狙いどおり、高熱を出した患者の点胃がんが治るなどの、画期的な成果もあげました。しかし、ほかならぬ感染症(丹毒)のために命を落とす患者もたくさん出たようです。当時、溶連金に効く抗菌剤はありませんでした。この毒性の強い病原菌を人に投与することは、いってみれば大きな賭けだったのです。その危険性は、当然ながらこの治療が普及するうえで障害になりました。

健康豆知識1222

早採れのいちじく
無花果

◎がん免疫系治療の源流「コーりーの毒」
しかし、細菌学はすでに飛躍的に進歩し、現代胃が獣はその枠組みをおおむね確立しようとしていました。コーりー医師は「丹毒野病原菌である溶血菌の感染が、患者のがんを消失させた」と考えました。そして、同じような腫瘍の消失例を報告した論文を集めます。
コーりー医師以前にも、がんの患者が発熱した後に、がんの縮小や自然治癒が見られたことを報告した医学者は少なくありませんでした。過去の報告例を検証したコーりー医師は、がんの治癒・縮小には猛烈な「発熱」が関係していることを推定しました。そして、ついに生きた溶血菌を意図的にがん患者に感染させる荒療治に踏み切ったのです。

健康豆知識1221

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どんこ椎茸も好評です

◎がん免疫治療の源流「コーリーの毒」
ウイリアム・コーりー医師は、19世紀後半から20世紀の前半にかけて、アメリカでがん治療に取り組んでいた外科医師です。1890年前後、ニューヨークがん病院に勤務していたコーリー医師は、担当していた肉腫(がんと同様の悪性腫瘍の一種)の患者一人が丹毒(溶血性連鎖球菌による感染症)にかかって高熱を出した後、その人の腫瘍が消失したことを確認します。
当時、まだNK細胞をはじめとする免疫細胞の姿や、腫瘍免疫の詳細は解明されていません。
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