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健康豆知識1139

キクラゲと豚肉の野菜炒め卵とじ
キクラゲと豚肉の野菜炒め卵とじ

◎殺細胞剤は免疫にもダメージを与える
殺細胞剤には、免疫への影響から見ても、極めて不都合な特徴があります。それは、NK細胞をはじめとする免疫細胞を巻き添えにしてしまうことです。「殺細胞剤の最大の副作用は骨髄抑制」といわれます。それは、殺細胞剤を打つと、造血機能がやられ、白血球(すなわち免疫細胞)などが激減することを意味しています。
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健康豆知識1138

タモギタケ入りパスタ
パスタ

◎細胞毒性はどのように発揮されるのか
誤解のないように付け加えておきますが。現在のがん治療体系のなかで、化学療法、殺細胞剤には大きなメリットがあり、その役割は決して小さくありません。一部の専門家のように、殺細胞剤の価値を不定するつもりは私にはありません。ただ、その副作用には限界があることを理解していただきたいのです。

健康豆知識1137

餃子
きくらげ入り餃子

◎細胞毒性はどのように発揮されるのか
それも、がんを発症する以前のように活性の高いNK細胞に限られます。免疫の病気であるがんを根本的に治そうと思ったら、低下しているNK細胞の活性を高める必要があるのですぅ。高度な免疫抑制という壁があるので、なかなかうまくいきませんが、免疫治療というのは、突き詰めれば、そのNK細胞にはたらきかける根本治療ですぅ。そこが、同じ全身病でも抗がん剤とはまったくしくみが違うところです。

健康豆知識1136

茸入り野菜炒め
茸入り野菜炒め

◎細胞毒性はどのように発揮されるのか
そのように正常な細胞を巻き添えにしてしまうのは、がん細胞を狙い撃ちできる化学物質がないからなのです。バクテリアだけを殺してくれる抗生物質のように、がんだけを叩ける都合のよい化学物質が存在すればよいのですが、そういう物質は今のところ見つかっていません。
がん細胞だけを見分けて殺すことができるのは、腫瘍免疫の主役である、生きたNK細胞だけです。

健康豆知識1135

茸入り野菜炒め
茸入り野菜炒め

◎細胞毒性はどのように発揮されるのか
さまざまな副作用を含めて、殺細胞剤にはいくつかの点で限界があります。主に、①分裂の遅い細胞(とくにがんの種となるがん幹細胞)を撃ちもらすこと、②正常な細胞を巻き添えにし、免疫にもダメージを与えること、③いずれ薬が効かなくなる薬剤耐性が現れることです。なかでも、NK細胞をはじめとする免疫細胞を殺し、免疫にダメージを与えてしまうのは、がんという病気の性質を考えるとき、大きな矛盾です。

健康豆知識1134

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たもぎの吸い物

◎細胞毒性はどのように発揮されるのか
化学療法の設計は、使用する化学物質(薬)の性質によって決まってきます。体のなかに薬を入れたら、その反応を外からコントロールすることはもうできません。好ましくない副作用を含めて、体内で起こるあらゆる反応を受け入れるしかないのです。それが症状として現れるのが、抗がん剤の副作用です。

健康豆知識1133

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きくらげサラダ

◎細胞毒性はどのように発揮されるか
マスタードガス由来のシクロホスファミドは「アルキル化剤」という薬に分類されます。抗がん剤にも、さまざまな種類がありますが、アルキル化剤は、分裂中の細胞に対して強い毒性を発揮します。炭素と水素からできているアルキル基(原子の集まりの一種)が、分裂中の細胞のDNAにくっつき、コピー(複製)をじゃまします。その状態で細胞が分裂・増殖を続けると、DNAがちぎれて細胞は死んでしまうのです。

健康豆知識1132

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さっと湯がいて本きくらげのつまみ

◎毒ガスから作られた最初の抗がん剤
これを末期の悪性リンパ腫の人に投与したところ、一定の効果が得られました。がんの治療手段が手術、放射線治療に限られていた時代に、世界で初めて作られた抗がん剤でした。
1959年にナイトロジェンマスタードから作られた抗がん剤「シクロホスファミド」は、急性白血病や悪性リンパ腫をはじめ、肺がん、乳がん、子宮がん、卵巣がんなど、幅広いがんに使われている薬です。また、免疫抑制剤としても使われます。

健康豆知識1131

きのこピラフ
きのこピラフ

◎毒ガスから作られた最初の抗がん剤
毒ガスの戦争使用は非人道的とされ、現在は化学兵器禁止条約で開発や貯蔵も制約されています。第一次世界大戦後、1925年のジュネーブ議定書でも、戦争での使用は禁止されましたが、開発自体は続いていました。
そして、第二次世界大戦中の1943年、毒ガス兵器として開発されたマスタードガスを、がん治療に応用できないかとアメリカの研究者が思いつきます。偶然の事故から、水に溶けたマスタードガスにヒトの白血球を減らす作用があることがわかり、「ナイトロジェンマスタード」という抗がん剤が作られたのです。

健康豆知識1130

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たもぎたけ

◎毒ガスから作られた最初の抗がん剤
ちなみに、近代史上初の毒ガス戦はそれよりも前です。第一次世界大戦は初期から化学兵器(毒ガスなど)の応酬で、
1914年にフランスが催涙性のガスを、1915年のドイツが塩素ガスを使っています。ひとたび大量殺戮兵器である塩素ガスが使われると、どの国も競って毒ガスを開発するようになりました。
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