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健康豆知識1108

我が家41
我が家の今日の花

◎がんには2つのタイプがある
ここで、私の臨床経験から、ぜひ伝えておきたいことがあります。私は消化器科の「内視鏡専門医」として、年間3000件、胃や食道、大腸の内視鏡検査を施行しています。この本に書いているように「ANK免疫細胞療法医」でもありますが、がんをさわったこともないのに、やみくもにリンパ球だけ採って点滴しているわけではありません。
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健康豆知識1107

我が家40
今日の我が家の花

◎がんはかぜのようにありふれた病気?
しかし、かぜやがんの側からすれば、発症が宿主によって深刻かどうかは、別に関係ありません。自然現象ですから、それこそ淡々と発症するときには発症します。
だから我々も、自分の期待や価値観を交えないで、ありのままの現象としっかり向きあわなければなりません。たまにはかぜをひくのが当たり前なら、たまたまがんになることもあるのです。

健康豆知識1106

我が家39
我が家の今日の花

◎がんはかぜのようにありふれた病気?
がんは、半数の人がかかる、決して珍しくない病気です。それなのに、かぜに対する態度と、どうしてこれほど違う反応になるのでしょうか。それは、かぜならまあいいけれど、命に関わるがんの発症は、自分には絶対起こってほしくないからです。起こってほしくないから起こらないと信じている。その期待を裏切れてると取り乱してしまうということだと思います。

健康豆知識1105

我が家38
今朝の我が家の花

◎がんはかぜのようにあるれた病気?
NK細胞がいるのに、なぜ人はがんになるのか、もうおわかりになったでしょうか。
よく考えてみれな、「どうしてがんになってしまうのか?」という問いは、科学的に考えれば愚問なのかもしれません。早期発見の意義を考えていて、そう思うことがあります。なぜなら、たまたまかぜをひいたときに、「なぜ、人はかぜをひくのか?」と嘆いたりしません。「たまにはかぜぐらいひく」というのが普通に感覚でしょう。しかし、それががんだったらどうですか。「なぜ私が・・・」と呆然としたり「健康には気をつけていたのにひどい・・・」と嘆いたりするのではないでしょうか。

健康豆知識1104

我が家37
我が家の今日の花

◎NK細胞を眠らせようとするがん
この「異常な免疫抑制」という特徴を知ると、がんは免疫の病気であるという意味が、よく理解できるのではないでしょうか。
我々は、本当にがんを治そうと思ったら、強い免疫抑制下にある自分の免疫システムを開放して、本来の正常な状態を取り戻さなければならないのです。

健康豆知識1103

我が家36
今日の我が家の花

◎NK細胞を眠らせようとするがん
しかし、ずるがしこいがんは、そういうメカニズムがあることにつけこんで、異常に強いレベルで免疫抑制をかけようとはたらきかけてきます。免疫細胞どうしが連絡に使っている信号物質を出して、T細胞や樹状細胞をはじめとする白血球をだまし、強い免疫抑制をかけさせるのです。そうして体内を、自分の増殖に有利な環境にしておいて、我が物顔で増殖を続ける。それが、がんという敵の空恐ろしいぐらいにずるいところです。

健康豆知識1102

我が家35
我が家の今日の花

◎NK細胞を眠らせようとするがん
そういう反応が、ちょっとした異物に反応してひっきりなしに起こっていては、逆に生活に支障をきたしてしまいます。そこで、免疫細胞どうし、常に連絡を取り合って大きな危険がないときには過敏に反応しないようにしているのです。
つまり、免疫細胞たちが自粛して、適度に免疫応答を抑制しているのが、本来の免疫抑制です。これは、体の防衛反応が暴走しないようにするしくみで、過度な免疫抑制は、普通に生活していくうえで必要なものなのです。

健康豆知識1101

我が家34
我が家の今日の花

◎NK細胞を眠らせようとするがん
これががん発生の本質に深く関わっている「免疫抑制」というメカニズムです。免疫抑制は、もともと、体に備わっているしくみです。というのは、万駅システムが強く発動するときには、炎症や発熱といった反応を生じます。これを「免疫反応」といって、わかりやすい例でいえば、インフルエンザで発熱したときのような状態です。

健康豆知識1100

我が家33
我が家の今日の花

◎NK細胞を眠らせようとするがん
そのやり口たるや、的を撹乱して惑わせようとするゲリラそのものです。どういうことかというと、免疫系にニセの信号を発して、腫瘍免疫の発動を抑えるようになたらきかけるのです。すると、NK細胞たちの活性は著しく低下し、がん細胞を見分けたり、攻撃したりする通常のはたらきができなくなります。がん細胞を見つけしだいつぶしていたNK細胞が、近くにがんがあっても反応しなくなるのです。

健康豆知識1099

我が家32
我が家の今日の花

◎NK細胞を眠らせようとするがん
きっかけはさまざまですが、がんふができるときには、何らかの原因で、「がん対NK細胞」の勢力バランスの逆転が起こっています。その様子は、現在のどんな検査機器でも見ることはできません。しかし、どういう形にせよ、免疫監視の網の目をかいくぐったがん細胞が、天敵であるNK細胞をしりめに増殖を始めるというのが、がんの発端であることはまちがいありません。
厄介なことに、がんはこうして増殖を始めると同時に、免疫監視機構(すなわちNK細胞による腫瘍免疫)を眠らせようとします。
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